歪みと筋肉の緊張のアンバランス

体がどうやって動いているのかを考えてみてください。そんなこと意識したことはないと思う人もいるでしょう。生まれたときから動いているんだし、今日も朝起きたときから動いていたと思いますよね。答えは、体を動かしているのは筋肉の働きによってです。

 

私たちの体は、約400の筋肉(骨格筋)で構成されています。これらが協調して収縮することで体を動かすことができるのです。ふだん意識していませんが姿勢を保っているのも筋肉の働きです。

 

体に歪みがある状態とは、対称する(左右、前後)どちらかの筋肉の収縮力が低下した状態といえます。長期間その状態が続くと筋肉にコリが発生して、筋肉をを包んでいる筋膜が短縮して体に歪みを生じさせてしまいます。

 

筋肉の収縮力を低下させる原因としては、疲労、ストレス、運動不足、暴飲暴食、加齢などがあげられます。(先天性、事故、手術の後遺症は除きます)

 

1.疲労 

 

筋肉を使いすぎて(働きすぎて)、筋肉に疲労物質(炭酸ガス、乳酸)などの蓄積とグリコーゲンおよび酸素の欠乏が起こり筋肉の収縮力が低下します。ここで、問題になるのが片寄り疲労です。ネットサーフィンをやっていて、何時間もマウスを使っていると右手が疲れますよね。その筋肉の緊張がどんどん上方に連鎖して、右側の肩こりや首のコリになった経験はありませんか?右手の筋肉の緊張がカラダに歪みを起こさせて、疲れの抜けないカラダを作ってしまします。

 

2.ストレス 

精神的なストレスによって、ホルモンの変調が起こり交感神経が興奮した状態になります。その結果、自律神経のバランスが崩れ、関係する筋肉の収縮力も低下します。

 

3.運動不足 

運動不足によって筋肉が弱ってしまうのは、誰でも感じますよね。筋力が弱るということは、筋肉の収縮力が落ちたということです。

 

4.暴飲暴食 

食べすぎたり飲みすぎたりすることによって、内臓が疲労してくるとその疲れを内臓反射によって背中やお腹の筋肉に移していきます。背中やお腹の筋肉の収縮力の低下は、腰痛などの原因になります。

 

 

5.加齢  

年を取ると筋肉の収縮力が衰えてくることは、誰でもなっとくしますよね。

 

 

地球の重力下で生活している私たちは、適度な筋力によって自分の体を支え動かさなくてはなりません。日常生活のなかで上記のようなことに注意することは、健康的な生活を続けていくうえでは無視できないことと思います。

 

体の歪が大きくなりますと、体の内側にある内蔵や脊髄神経を圧迫させ正常な機能を低下させるおそれがあります。体調不良になる前に一度立ち止まって、考えてみてはいかがでしょうか。